院内ブログ
2012年12月14日 金曜日
マイコプラズマ肺炎とは
マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。
マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、冬にやや増加する傾向があります。
初期症状は、風邪とよく似た症状で、発熱、疲労感、頭痛、のどの痛み、消化器症状、咳、発疹などです。
感染から発症までの潜伏期間は1~3週間ぐらいで、4週間に及ぶこともあります。
感染経路はかぜやインフルエンザと同じですので、普段から、手洗いをすることが大切です。
また、患者の咳から感染しますので、咳の症状がある場合には、マスクを着用するなど咳エチケットを守ってください。
発症年齢は8~9歳がピーク。痰や唾液、咳で人にうつる飛沫感染です。
そのため、学校や会社など集団生活している環境で感染が拡がってしまいます。
年齢的に、小学校や中学校での流行が多いです。
大人の場合は何回も罹ることで多少の抵抗力がつきますが、免疫を長くは維持しにくいのが特徴です。
投稿者 医療法人久保田医院